福岡
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石野貴之が自身9度目のSG制覇!!
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「第56回ボートレースクラシック」は最終日を迎え、第12Rで優勝戦が行われた。枠なりオールスロー進入から、コンマ11のトップスタートを決めたイン石野貴之が先マイ。パワーの違いを見せつけるかのように、バックで後続を引き離した。2着は1周2Mを的確にさばいた篠崎仁志。3着は道中接戦を制した守田俊介が守り切った。
勝った石野は2019年12月住之江グランプリ以来、SG9冠目。クラシックは初制覇となった。「たまたま今節はエンジンに助けられたので、この優勝で改善するかどうかは分からないけど、光は見えたのかな。あえて言葉にする必要はないと思うけど、自分なりに(スランプの)原因ははっきり分かっています」と完全復活に向けては手探りの状況だが、その中で優勝賞金3900万円を加算できた事は大きい。
次走は4月1日開幕のGI住之江太閤賞。今回のSGで勝率を上げたとはいえ、まだ現在勝率は5点台後半。A1キープに向けて気の抜けない戦いが続く。