荒井輝年が負けなしの3連勝で突き進む！

「BTS朝倉開設28周年記念」は25日、予選3日目の競走が行われる。

初日9Rでコンマ31のスタートから逃げ切った荒井輝年は、2日目は6Rでカドまくり、11Rで2コース差しを決めて3連勝。バラエティーに富んだ技で魅せる。「ギヤケースを換えて全体に良くなった」と現段階で死角は見当たらない。

とはいえ混合戦。節イチは誰かとなると、現時点での最有力候補は向井美鈴だ。2日目8Rで、インからトップスタートを決めた小池修平をまくったレースは、観戦していた選手の度肝も抜いた。とくに伸びは別格だろう。

伏兵級では幸本誠の伸びも評判だ。不動のワースト64号機は、今節の前に中間整備(事故以外で整備が入るのは珍しい)で大復活。2日目7Rの展示タイムはなんと6秒58だった。

荒井を追うのは深川和仁、松崎祐太郎、篠崎元志の3人。深川は「本体を組み直して良くなった」と中堅上位級。松崎も「中堅上位は十分」と話す。篠崎は「普通だけど、悪いところや違和感はない」という。