イン受難でシリーズは波乱の幕開け！

4日間のショートシリーズ「楽天銀行賞」は準優制のため、早くも大会2日目が予選ラストの攻防となる。初日は強い向い風が吹き、イン受難の流れ。万舟券が5本も飛び出すなど波乱の幕開けとなった。

この荒れムードの中、初日連勝と幸先いい滑り出しを見せたのはF2ながら前検一番時計をマークしていた高田ひかると、行き足の良さをアピールしていたベテランの森秋光、そしてまくり、まくり差しと自在攻めで白星を強奪した山ノ内雅人の3人。高田と森秋の両者はレース本番で良機のパワーを発揮。山ノ内はレース運びの巧さが光った。このアドバンテージを守り切れるかに注目。

V本命の地元・前本泰和はドリームこそ押し切ったが、前半は3着惜敗。徳増秀樹は前半レースでターンマークに激突し6着。後半のドリーム戦も5着大敗と予選突破へ黄信号が点灯。2日目は好枠も回ってくるので、一気に巻き返したいところ。