ボートレース琵琶湖

琵琶湖

出口舞有子がインから速攻でぶっちぎりV!!

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「びわこヴィーナス! 酒処 京都 新京極 スタンド杯」の優勝戦は降り出した雨の中で行われ、絶好枠の出口舞有子が人気に応え、昨年12月の住之江でのデビュー初Vに続く自身2度目の優勝を飾った。

最終日は朝から晴れたり曇ったりの天気だったが、午後から次第に雲行きが怪しくなり、優勝戦開始を迎える時刻にはついに雨が降り出した。しかし、この雨で風がいっそう弱まり競走水面のコンディションはより良好に。

そんな中で始まった優勝戦。1枠の出口と2枠の高憧四季がイン水域に入るのを見届けて、3枠の高田ひかるがボートを引いて3カドに位置へ。4枠の田口節子がその外へ、そして5、6枠の大瀧明日香中川りなの両者がアウトに並ぶ、2対4の隊形で進入開始。

スリット上ではインの出口がコンマ12のスタートを決めたが、ほか5選手はかなり遅れ加減で、カドに引いた高田にいたってはコンマ56と完全に立ち後れた。その隊形からインの出口が難なく先制。センターの田口が握って行くも届かず2番手で追走。

2マークで出口、田口に次いで旋回した高憧はターンが甘く、全速旋回の高田に交わされ、ここで上位の隊形が固まった。

3連単は1-4-3で1550円(3番人気)。対抗人気の高田がドカ遅れで波乱ムードも漂ったが、何とか追い上げて3着に浮上し、結果的には人気筋で収まった。

出口は昨年12月に住之江でデビュー初優勝を飾ったばかりだが、その後は年明けに当地で行われた男女W優勝戦で優出し、蒲郡を挟んで再登場となった当地で今回早くもV2を達成。レース前には「優勝します」と力強く宣言していたが、その思いが伝わるような力強い快速攻で、みごとな有言実行の勝利となった。