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松田大志郎が会心のまくりで選抜戦を快勝!

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「日本モーターボート選手会長杯」が13日に開幕した。

まずは注目を集めた初日ファン選抜戦から。人気を背負った1号艇の下條雄太郎がインからコンマ01と際どいスタートを踏み込んだが、落として回ろうとした瞬間、2コースから握って回った松田大志郎のまくりが炸裂。下條は引き波にすっぽりとハマり、後退を余儀なくされた。2番手は差した古澤光紀が続き、福岡コンビのワンツー決着となった。

「前半良くなかったので、ペラは自分の形に叩き変えた。出口のスムーズさが出たし、足自体も良くなっていたと思う。もう少し出そうな雰囲気もありますね」と松田。会心の内容に笑みも見えた。

一方、下條は際どいスタートを決めての敗戦に「下がらないようにした分、ターン回りが良くなかった」とサバサバとした表情。低調機に加えて、評価の低いボートが足を引っ張っている印象だ。

一般組では白星を挙げた中山将太、岡部大輔鳥飼眞のほか、森貴洋金田大輔吉永則雄らの気配が良さそうだ。