浜名湖
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平高奈菜が嬉しいGI初制覇!!
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今節最大の寒波が襲来し、最終日の最高気温は6度。5日目は13度だったことを考えると、かなりの冷え込みになった。これにより回転が上がった事で、多くの選手がその恩恵を受けることに。シリーズ優勝戦の1枠だった海野ゆかりもその一人。ターン回りがスムーズになった事で、まくってきた竹井奈美を抑えて逃げ切りに成功。「いままでなら、1Mで決められていた」と話すように、コンディションにも助けられての優勝となった。
クイーンズクライマックスの優勝戦メンバーも、朝からペラ調整。小野生奈は伸び型調整で腹をくくっていて、遠藤エミは覚悟を決めて前付けに行くことを決めていた。1枠の平高奈菜は、緊張しているような素振りは見せず、むしろリラックスしているような感じに見えた。
そうして迎えた優勝戦、平高は前付けに屈することなく、コンディションの変化にも対応してコンマ01のスタートから押し切り勝ち。悲願の記念タイトルを獲得した。守屋美穂も女王の座を目指して果敢に攻めたが、平高にうまく回られて万事休す。小野はまくり差してバック2番手。道中では遠藤が懸命に逆転を狙って小野を追ったが、逆転するには至らなかった。
デビュー13年目の平高はこれがGI初制覇。ついにタイトルホルダーの仲間入りを果たした。当地でもこれが初優勝。2021年の夏には当地でレディースチャンピオンが行われるだけに、新女王としていい形で臨めそうだ。