優勝戦の絶好枠は毒島誠！

3日目。予選最終日、優勝戦ベスト6をかけた攻防となった3日目。得点トップだった毒島誠は前半5Rをまくり差しで快勝。後半12R3枠戦は、大外から伸び調整で絞ってきた佐藤大佑に抵抗したため3着に敗れたが、それでも得点トップを守って最終日入り。優勝戦1枠を手にした。パワー的な仕上がりはトップ級。ただ操作系に関しては「納得してない」の声。体感という部分ではまだいい仕上がりという状況ではない様子。それでも現状のムードで1枠ならVは目前の印象。勝ってV5で令和2年の締めくくりとしそう。

ちなみにボーダーのほうは大下降して7.33の寺本重宣がベスト6滑り込みに成功。3日目の低気圧により、得点率上位選手の調整と成績が乱れたための結果と言えそうだ。

最終日優勝戦12R、ターン体感に課題残しとは言え、毒島のパワーはトップ級なのは間違いない。最大のライバルと言える桐生順平の舟足が中堅いっぱいという状況も考えれば、ほぼほぼ優勝はもらったと言えそうな印象だ。相手探しはテクなら桐生、足と差し位置好位を勘案すれば今泉友吾かというムード。柴田光は低気圧で低調機の足を露呈してしまった3日目。再調整が鍵。向後龍一はターン足はまずまずだが、アウトから自力で決める足はなく桐生の引き出し待ち。穴目で妙があるとすれば寺本。おそらくパワー的には毒島に続いて2番手。しぶといまくり差しで連圏へ。単穴というよりも、毒島につけた2着3着が狙いどころかも。