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現行エンジンラストの開催となった「第41回報知エキサイトカップ」は荒井輝年が優勝した。
今大会は内志向の選手も多く、進入から動きの激しいレースの連続だった。振り返れば優勝戦出場への最大の関門である準優3個レースも枠なり進入は1回もなし。その激戦を潜り抜けたベスト6が集う優勝戦も、不利枠の上瀧和則がスーパーピット離れでインを強奪。波乱ムードが漂った。
しかしこの一連の動きに好枠の荒井は全く動じなかった。上瀧にインは取られるが、慌てず騒がず2コースに陣取ると、先マイの上瀧の懐にしっかり艇を差し込み、バックでは一気に捕まえ2M先マイでV奪取。今大会は10戦5勝、今年は5月の若松一般戦以来3回目、自身通算では60回目のVゴールを駆け抜けた。
初卸しからエース機の看板を背負ってきた72号機。現行エンジン最強のエース機は、最後の最後までフルパワーで底力を見せつけた。次回の新エンジンも、このぐらい安定感のあるエース機の登場を期待したい。
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