佐藤大介が得点4位からの下克上狙う！

「第4回auじぶん銀行賞」5日目は準優3戦が争われた。

初戦10Rでは1号艇・河村了が敗戦する波乱。続いて11Rでは鈴木勝博が敗退して優出ならず。得点トップの作間章は野村誠に差されて2着に終わる結果。結局優勝戦1枠を手にしたのは、得点4位の佐藤大介。準優10Rを2コース差しで勝ったあとには「(首位が見える位置から6着大敗で得点率を下げた)予選最後が悔やまれる」と口にしていたが、もう一度勝負の女神が微笑んでくれた格好となった。

注目の優勝戦メンバーでは、佐藤のターン足、出足と実戦足の仕上がりはなかなかのレベル。レースぶりも落ち着きがあり逃走V確率はまずまずというところ。少し気になる部分は今節の平均Sがコンマ19とやや遅め。隣の野村もF休み明けだけにS踏み込むようなことはそうあるまい。対して、3コースの伊藤誠二は今節平均Sがコンマ12。ここの仕掛けはやはり気になるところ。作間は少し出足の反応を気にするが直線系はいい。伊藤がまくりに動けば変化しての差しチャンス。外2艇は展開待ちだ。