琵琶湖
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藤本佳史がイン速攻で当地V3!!
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「レイクルびわこ開設4周年記念 日本トーター杯」の最終日は、風も穏やかな秋晴れの1日となった。午後になって少し風が強まった時間帯もあったが、優勝戦が行われる時刻には風速1m前後の絶好の水面コンディションとなった。この日は朝から好枠勢が猛威を振るい、11R終了までで2号艇が3勝、そしてそれ以外は全て1号艇が勝利という流れで優勝戦を迎えた。
スタート展示同様に枠なり3対3の進入隊形で優勝戦が始まる。スリット上では3コースの松田大志郎と6コースの江本真治がコンマ20台とやや立ち後れ、そのほかの4艇はいずれも1艇身残しのスタートを決めた。3コースでやや遅れた松田の外、カド4コースの一宮稔弘がコンマ10のトップスタートを決めまくって出るが、これに2コースの麻生慎介が抵抗し、インからコンマ13で飛び出した藤本佳史が1マークを先制。一宮は強引にまくるが届かず、麻生は後退。代わって内を突いた5コースの浮田圭浩が伸びて3番手に浮上。2マークも藤本が先制し首位独走の様相となり、2周1マークでは2番手を走る一宮が後続との差を広げ、焦点は3位争いに移る。
ここからは松田と浮田に江本も絡んで大接戦となり、3周目で松田が競り合いから抜け出して決着するかに見えたが、気迫の猛追を見せた江本が最終マークで全速ターンを敢行。これがみごとに決まり、ゴール前で松田を捉え逆転の3位フィニッシュ。3連単は1-4-6で5410円(20番人気)。
インから速攻で逃げ切った藤本は、自身5年半ぶり9度目の優勝で、当地はなんとV3という相性の良さ。得意水面で久々の優勝を決めベテラン健在を示した藤本、秋晴れに映える清々しい笑顔が印象的だった。