多摩川
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峰竜太が圧倒的な人気を背負ってV戦へ!
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「第16回日本財団会長賞」5日目。準優は10R佐藤博亮、11R大場敏と1枠勢が続けて敗退する波乱の流れだったが、得点トップで予選入りしていた峰竜太はしっかりとV戦へ1着で勝ち上がり。レース足系の仕上がりはまずまず。圧倒的な人気に応えて、年間12個目の優勝へと突き進む。
準優10Rは土性雅也がピット離れで飛び出して123カド465。スタートはセンター勢がコンマ0台と飛び出したが、内2艇も持つムード。1Mへの加速がいいのは2コース有賀達也。1Mはのぞいて見事差し頭。イン佐藤は流れて高橋正男、戸塚邦好らの切り込みが入ったバック。ただ2M、2周1Mで佐藤が全速逆転。ここで大勢決着かと思われたが、2周2Mのターンで佐藤が座り込んでしまい、戸塚と高橋正らがここに接触するアクシデントに。ここで事故回避して2着に浮上したのは野末智一だった。
11Rの進入は枠なりの3対3。スタートは4カドの坂元浩仁がコンマ06と鋭発。坂元は中へこみもついて一気に絞り込むと、イン大場までまくり切り白星。2段で竹本太樹がブン回し続くが、2着はインで残した大場が2Mでクルリと竹本の内を回して取り返した。
準優12Rも枠なりの3対3。スタートは1~5号艇までが一艇身付近で、大外艇だけがやや遅れた格好。インから峰は1M先マイ。ここに対して攻めたのは3コースの清水敦揮。まくり差しがなかなかの角度で入ったが、BSを二の足で峰が清水を突き放し1着。清水は2着まで。
峰の出足とターン足がある程度仕上がっている印象だ。坂元の中段仕掛けは少し不気味ではあるが、準優とは違いスロー発進では出し抜き一発までは持ち込みづらいだろう。ここは峰が、しっかり有賀と坂元を合わせて先マイVと見て特に問題ない。2着は大場、清水あたりまでは展開突く可能性は十分ある。大外の野末だけはやや足的には厳しい印象。