優勝戦は3連単で21万8930円が飛び出す大波乱決着！

5日間開催の「創刊65周年記念サンケイスポーツ杯」は優勝戦が行われ、柳生泰二が2マークで逆転勝ちし、今年2回目、若松でも2回目、通算15回目の優勝を飾った。

波乱の始まりはピット離れ。あろうことか1号艇で圧倒的な人気を集めた渡邉和将が遅れてしまい、それでも前付けには動いたが2号艇の近江翔吾が抵抗。インに近江、渡邉は2コースになったうえ、2人して深い起こしになった。

ターンマーク起こしの3コースから長溝一生が内2人を置き去りにしてのまくり攻め。これを4コースの谷村一哉が差し、バックは両者で並走、2マークは谷村が内有利に先マイしたが、ターンマークをかなり外してしまい、6コースから最内を差していた柳生は引き波のないところをクルッと小回りして谷村に届き、2周1マークで勝利を確定付けた。谷村は悔しい2着。長溝は道中で益田啓司に競り勝ち3着。

2連単の6-4は29番人気の4万7320円、3連単は113番人気の21万8930円という大波乱決着。この配当は優勝戦における3連単の高額配当の5位。