ボートレース琵琶湖

琵琶湖

接戦競り勝ち山田哲也が当地初V!

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「第5回 滋賀レイクスターズ杯」優勝戦。梅雨はまだ明け切らないが、優勝戦が行われた最終日は梅雨前線も小休止、午後には晴れ間も広がる好天気となった。

優勝戦は向い風3m、波高3cmとまずまずのコンディション。1号艇には超抜パワーでシリーズリーダーの稗田聖也、2号艇にはSG覇者で当地マスターズチャンプでもある田頭実、3号艇は当地4連続優出の山田哲也、そして4号艇には地元の伏兵・吉田和仁、5号艇と6号艇にはともに4日目の事故をはね飛ばした島村隆幸船岡洋一郎という6選手で優勝戦が争われた。

ピットから勢いよく飛び出し進入が開始。内の稗田、田頭が並んでスロー水域に入ったところ、3号艇の山田がボートを引き3カドに。吉田、島村、船岡がそのまま4、5、6コースと並び、枠なり2対4の隊形でレースが開始された。

スリット上では2コースの田頭が若干遅れ加減で他の5選手は横一線。稗田がイン先マイ、3コースの山田は握って出るが内から2コースの田頭が張って出て差しにチェンジ。山田は間隙を突くまくり差しもボートが大きくバウンド、内を突いた田頭がまずは先頭に出る。山田が続き、背後は外に稗田、内に2番差しの船岡、以下は島村、吉田と続く。2マークもこの隊列で順に旋回するも先頭の田頭と2番手の山田の差がにわかに縮まる。背後では稗田がパワーの違いで船岡以下に大きな差をつける。2周1マークで先頭の田頭がや小さく振り込み、そこを山田が冷静に差して2周バックで先頭に並びかける。そこから2周2マークでは内有利に山田が田頭にさばき勝ち。機力で劣る田頭はそこから徐々に差を広げられ万事休す。山田がそのまま先頭でゴールイン。当地では4連続優出で初優勝となった。

3連単は3-2-1で5,730円(24番人気)と人気上位の3人で決まり、大きな波乱にはならなかった。