宮島
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北川幸典が大乱戦を制しV奪取!
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5日間で争われた「第10回富士通フロンテックカップ」は地元の北川幸典が制した。
2日目には強風により途中で中止。トラブルもある難しい条件下だったが、北川は手堅くポイントを加算して予選をトップ通過として準優絶好枠を獲得。
この勢いのまま準優を逃げ切り、優勝戦もポールポジション。しかし、その優勝戦も5枠5コースの市橋卓士が締めまくりを敢行。これにより4コースの末永由楽が転覆失格。まくりで先行していた市橋は妨害失格となり、インから残して2着追走していた北川が事故艇を避けながら周回を冷静に重ねてVゴール。アクシデントを乗り越えて通算73回目となる優勝を飾った。
ただこの大会のアクシデントはこれだけではない。SG「グラチャン」の優勝機である45号機が、予選道中で事故艇に巻き込まれ転覆。新ペラに替わり賢明な整備も施されたが、元のハイパワーには戻らずじまい。今後の動向には注視していた方がよさそうだ。