徳増秀樹が怒涛の4連勝！

3日目は曇り空となり気温も下がったが、風は弱まって水面コンディションは穏やかだった。

3Rは徳増秀樹が2コースからジカまくりを決め、日またぎの3連勝。伸びを中心に上位の仕上がりとなっている。同じレースだった金子萌は5月3日が30歳の誕生日で、「せっかくA1になったので、キープしたい」と今後の抱負を語った。

松下一也も5R2コースまくりで3連勝。コンマ04の早いスタートに「保険で放りました。(F)行っちゃうところでした」と胸をなで下ろした。足については「前検から良かったし、中堅上位ありますよ」と水準以上の仕上がりをアピールした。

7Rは山田雄太が逃げてシリーズ初白星。「ペラを根本から変えてピット離れの悪さも解消したし、全体に上積みがありました」と機力の立て直しに成功。

同じレースだった深谷知博、渡邊裕貴も好調だ。深谷は3日目を終えてオール2連対。「足落ちしているかも。ただ、今のレースにヒントがあった気がするので、多分大丈夫です」と頼もしいコメント。渡邊裕は初戦の大敗以後は1、3、1、3着にまとめている。「行き足から伸びがいい。バックは深谷選手と同じぐらいだった。スタートもしやすいです」と機力は上々だ。

8Rは菊地孝平が6号艇で登場。2日目まではパッとしない舟足だったが、行き足系に上積みがあったように見えた。「色々試してバランス的には一番いいかな。レース足はまあまあだけど、伸びでいい人がたくさんいる。また、色々試します」と更なる良化を目指す。

9Rは吉村誠が、今坂晃広がまくった展開を捉えて1着。「今坂さんの隣がゴールデンスポットだと思って譲りませんでした」と作戦勝ちにニヤリ。3日目連勝で準優進出へ望みを繋げた。

10Rは徳増がカドからグイグイ伸びてのまくりで4連勝。「85点だけど、十分出ています」で、伸びは節イチクラスと言っていい。堤昇は「ピット離れがいい。今は小回りでミス」とピット離れは強力だ。

3日目を終えて得点率トップに立つのは河合佑樹、2位は徳増。深谷が3位で続く。4日目12Rはこの上位3選手が相まみえる。

また、得点上位者がポイントを荒稼ぎしていることもあって、準優ボーダーは6点を大きく切りそうだ。