徳増秀樹が2日目ドリーム戦を快勝！

夏日となった2日目は南からの向かい風が吹き、10Rからは安定板が装着された。

1、2Rは夏の当地らしくダッシュ勢が躍動。1Rは渡邊裕貴が4カドからまくり、2Rは松下一也が5コースからダッシュ良く飛び出してまくりを決めた。共に初日は大きな着に終わっており、その鬱憤を晴らすかのような豪快戦。松下は7Rのイン戦も逃げて連勝とした。「スローからでもダッシュからでも少し伸びで余裕があるし、中堅上位ある」とニッコリ。渡邊裕も同レースで3着として巻き返しに成功した。

3Rは初日、連勝発進の河合佑樹が差しを決めて連勝を3に伸ばした。「3連勝したけど、そんなにいいと思っていない。細かいところで合っていないので、合わせてから」と表情を崩すことはなかった。

5Rは堤昇が本領発揮の強ピット離れでインを奪取し、そのまま押し切った。後半の9Rも好枠味方に逃げて、河合の連勝を止めると共に、自身の連勝を3に伸ばした。「ペラはほぼ自分の形にした。ピット離れがいい。行き足もいいので、スタートも決めやすい」と堤仕様に仕上がっているだけに、3日目もピット離れから目が離せない。

10Rは菊地孝平が差しを決めてシリーズ初白星。ただ、「ゾーンには近づいているけど、まだ納得するほどではない。色々試したいし、探り探りやる」とまだ仕上がり途上だ。

11Rは深谷知博がイン速攻で圧倒してシリーズ2勝目を挙げた。「ターンで押す感じが出たし、行き足も悪くない。伸びはペラをどんな形にしても悪くない」と課題に挙げていた手前系の良化に成功した。

2日目メインのドリーム戦は徳増秀樹が1M先マイし、速攻で決着をつけた。徳増は2日目を連勝。「いい調整が出来た。現状は85点ぐらいで、もっと良くなりそう」と日に日に気配は上向いている。差した坪井康晴が2着に続き、大場敏が星栄爾に競り勝ち3着に入った。