河合佑樹、大橋純一郎が連勝スタート！

前検と変わらず南からの強い向い風が吹き、気温は25度近くまで上昇。風は時間の経過につれて強まり、8R以降は安定板が装着された。

5Rで菊地孝平に先着した金子良昭。3コースから鮮やかなまくり差しを決め、A1復活を自らの手で祝った。舟足もしっかりしていて、菊地が「金子(良昭)さんの方が回ってからの足がいい」と証言するほど。金子良自身も「前検よりいいね。微調整で行くよ」と手応えを口にした。2日目以降もベテランの匠な技に注目だ。

まくり差しと逃げで連勝スタートとしたのは大橋純一郎で、「ターン回りがいい。そこは安定板が付いても悪くなかった。直線は似た感じ」と。若手の石原翼も好走を見せて、「行き足、出足、回り足がいい。伸びも悪くないので、微調整です」と早くも完調に近い仕上がりになっている。

女子では木村紗友希が抜群の動きで「エンジンはいい感じ」と納得の表情を見せた。2日目は菊地がいる中でのイン戦だが、ジャイアントキリングの可能性は十分ある。

メインのドリーム戦は河合佑樹が差しで勝利し、初日連勝発進とした。ただ、「展開が良かった。手応えは感じていない」と不満を残す。一方、インで敗れた菊地は「レースの失敗。ただ、これで思い切ってペラを叩ける」と悲観する様子はなかった。