西山貴浩と地元の柳沢一が好発進！

初日はイン逃げが9本。柳沢一が2マークで抜いた10Rと上田龍星がフライングで2コースの新田雄史が恵まれた3Rも最内艇が勝った。そんな最内が断然の幅を利かせた中で枝尾賢が大外6コースからまくり差しで突き抜けた。勝った枝尾は「前半がひどかったので、ペラを大幅に叩きました。まだ合ってないけど、全体的に良くなってましたね」と高配当の使者となり笑みがこぼれた。

初日は連勝選手こそ不在だったが、西山貴浩と地元の柳沢一が2連対の滑り出し。西山は「エンジンはいいですよ」とニッコリ。「風のせいか乗りづらかったけど、足はいい。いつもは下がるのに今節は下がらない。スタート行きまっせぇ」とボルテージが上がっていた。

柳沢は前半レース後に新ペラへ交換。急いで調整をして間に合わせた。「ぶっつけで行ったわりには、悪くはなかったですね」と振り返り、「でも、少し重さがあったので、そこは解消させたい。足のレベルは中堅ですかね」と2日目はじっくりとペラ調整に専念する方針だ。

新ペラと言えば湯川浩司もしっかりと合わせて来た。「しっかりと新ペラを叩いて良くなりました。後半は魚谷(智之)さんに差されたかと思ったけど、そこから自分の方が前へ出ましたね」と満足げだった。