深川真二が当地3連続Vへ王手！

6日目は天候が回復。強い風が吹いたが西寄りだったこともあって、安定板が装着される事はなかった。

準優一発目の10Rは機力2強がぶつかる一戦とあって、注目を集めた。展示通りに泥谷一毅が大外から進入で動きを見せる。森安弘雅はこれに付き合わず3コースカドに引いて、ダッシュ良くスリットを駆け抜けるとグイグイと伸びてまくり一撃。優出一番乗りを果たした。「作戦通り？いやいや2コースに入れなかったので、それならと思って(3カド)そうしました」と振り返った。足については「行き足が良くて、その延長で伸びもいい。上位です」とキッパリ。直線は抜群だ。

森野正弘は道中で一時、重木輝彦に肉薄されたが、逆転を許さず優出を決めた。「ひそかにこの展開を期待していました」と思い描いた展開でニヤリ。惜しくも優出逃した重木は「まあ仕方ないです。インは譲れないし」と話した。

11Rは2コースの谷野錬志がコンマ10の全速スタートを決めてまくったが、イン永井彪也は小回りでうまく残して力強い出足を発揮。「水面のおかげです。でも回り足はいいですよ」と仕上がりが光る。谷野は道中、山田竜一との競り合いを制して優出を果たした。

12Rはシリーズリーダーの深川真二がインからコンマ09のトップスタートを決めての圧倒劇。これで当地3連続Vへ王手をかけた。機力に関しては「伸びでいい選手は動いているし、スタートは行かないといけないね。スタートのしやすさはある」と。イン速攻でVを決めるか。

また、最後の優出切符は金子拓矢が掴んだ。