深川真二が絶好調！

1Rは小雨が降り、一時は回復したが、後半レースに差し掛かったところで再度雨が降り始めた。ただ、3日目も緩やかな風が吹いたぐらいで穏やかな水面コンディションだった。

2日目まで機力不足に泣いて大敗が続いた地元の森下愛梨だったが、3日目は1Rで逃げ、5Rは2着と好走。「足はすごく良くなったし、ピット離れもずらなくなりました」と上積みに成功し、笑顔がはじけた。その他の女子選手では池田明美が大外から3着に入る活躍。西村美智子も後半こそ4着も、体重のアドバンテージがあって気配は光る。田村美和も「上位の次ぐらいあります」とアピール。

苦戦を強いられているのは今井美亜。「簡単に6着になるし、競った選手に弱いねと言われました。後、試運転とレースのギャップがすごい」と低調機に頭を悩ませている。

男子は深川真二が絶好調。前半はまくって連勝を5に伸ばした。後半は惜しくも差し届かず2着で連勝はストップしたが、期待通りの活躍を見せている。仕上がりに関しては「出足が重いです。握ればそれなりだけど、落として回った時は良くない。ペラを叩いてもいいけど、時間がかかるからね」とまだ課題を残しているようだ。

その深川に初めての土を付けたのは新良一規。9R進入固定戦でイン有利に先マイを決めて押し切った。「向こう(深川)が緩めてくれたから」と話したが「伸び系だけど、出足も悪くないし、感触はいいよ」と。舟足も良さそうで、4日目以降も大ベテランに注目したい。

3日目連勝は森安弘雅。「乗っていて余裕があります。行き足がいいので、スタートほぼ勘通りに行けています」と。4日目再びのイン戦も堅く、3連勝とするだろう。古川誠之も2連対でポイントアップに成功した。