深川真二が無傷の4連勝！

レース開始前に雨は上がり、風も弱く終始落ち着いた水面コンディションで行われた2日目。1Rは地元の幸田智裕が好枠を活かして押し切った。初日は気配さっぱりで本体整備、ペラ、試運転と調整作業に汗を流していたが、必死の調整が実を結んだ格好だ。

存在感をアピールしたのは田中太一郎。前半はまくりの展開を捉えて1着とすると、後半はバック5番手から3着まで浮上した。「ペラを教えてもらって良くなりました」と気配が上向き、成績も初日の大敗から巻き返しに成功した。

派手さはないが、うまく中間着を並べているのは笠井広幸。「乗りやすいところがいいです。スムーズに回れるし、行きたい所にも行ける」とターン回りの良さを口にした。3日目以降もヒモ穴として注目しておくといいかもしれない。

ドリーム組は明暗が分かれた。無傷の4連勝としている深川真二。連勝については「たまたまですよ」と謙遜したが、乗りっぷりが光る。本多宏和も気配は良好。2日目を1、2着とまとめてドリーム戦以外は2連対でまとめている。仕上がりも「初日より感じは良くなっていると話した。永井彪也も2日目2、1着で4戦オール2連対をキープしている。「出足やレース足がいいです」と、口ぶりは軽やか。

一方で谷野錬志は前半4着も後半を2着と、ここまで着順はまとめているが舟足は目立たない。岡田憲行もややターン回りに課題を残している。