前田将太が機力の復調に笑顔！

前半5Rを2着として、10Rを勝てば準優1号艇が手に入った倉田茂将。本番では6コースからまくり差しで突き抜けたものの、西野翔太に逆転を許して2着と惜敗。この結果を同支部の先輩・大須賀友や、前田篤哉から責められっぱなしだった。「2周ホームで早く絞めろと言われたけど、追いつかれてどうしていいか分からなくなった」と悔しそうに話す。「でも、エンジンはいい。変わらず出足・行き足がいい。伸びは普通」と機力は十分。「地元なので気合いは負けない。コースは主張します。スローの練習はしてるけど、それはレースとは違いますからね。でも、準優はワンチャン。やっぱり内の方がいい」と初の2コース戦で優出を目指す。

一方、西野は「ペラを叩いて足は抜群になってた。全体にいい足です。課題はS。Sが届いてないのはレース場の問題だと思うので、そこは慣れていくしかない」と完調ムードだ。ただ得点率は2位タイにつけたものの、前田将太、山崎裕司、西山昇一と4選手が並ぶ大混戦に。上位着順の差で前田将、山崎が準優1枠を手にして、西山と西野は惜しくも準優2枠となった。

初日は凡走した前田将だが、2日目は前検のような強力足を披露。「ペラを叩き変えた。少し伸び寄りだけど、バランス取れて全部いいですよ」と機力の復調に笑顔も戻った。