優勝戦の絶好枠は白井友晴！

準優は9・10Rでブルーのカポックが突き抜け万舟券が連発。最後の11Rは峰竜太が1号艇だったが、更なる波乱が待っていた。瀬尾達也がコンマ12のフルショットから峰に襲い掛かり、峰はまさかの4着で優出漏れ。「悔しいし、情けない。1マークは急に瀬尾さんが見えて寄ってしまった。僕のターンミスです」と振り返った。

11万舟券の立役者となった瀬尾は「伸びがすごくいいね。トップだと思う」と満面の笑み。優勝戦の作戦を尋ねられると「チルトはマイナスの方が出足が良くて回りやすい。ただ、それだと優勝することは出来ないと思う」と吐露。「もう、チルトは0にして伸びを活かすレースをしたい」と一発勝負を宣言した。

一方、絶好枠が巡って来た白井友晴は「準優は展開が良かったですね」と穏やかな口調で振り返る。「バチッと合ってないけど、ターン回りが良くて中の上。合えば伸びにいい影響が出そうなんですけど…。ゾーンが狭くて、なかなか合わすのが難しいですね」と苦笑い。強力なストレートを誇る瀬尾に対抗するにはスタートがカギになる。「準優はいいスタートが行けたし、勘とも合って来ました」と気合の踏み込みで先マイを狙う。