ボートレース浜名湖

浜名湖

山崎哲司が一気の押し切りを決めてV!!

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進入から注目が集まった優勝戦。鍵を握った4枠の林美憲は朝の特訓からダッシュに引く様子はまったくなく、小回りより前から練習していた。2枠の中岡正彦は、100m起こしの2コース、ターンマーク起こしの3コースをそれぞれ試していて、3枠の齊藤優は4コースでスロー、ダッシュを両方ともやっていた。絶好枠の山崎哲司はすべてインコース。本番でもそこは譲ることはなく、きっちりと主張した。林は回りこんできたが、そこまで深い進入にはならず。中岡はハナから付き合わず、すんなり3コースに収まり、齊藤優がダッシュに引く形で142カド356の並びでスタートした。

2コースの林がスリットでへこみ、山崎、中岡、齊藤優が0台の踏み込み。先マイを決めたのは山崎で、中岡と齊藤優がまくり差す形となった1M。パワー十分の山崎が立ち上がりで突き放し、一気に押し切りを決めた。バックでは中岡の内に、齊藤優の舳先が少しだけかかっていたが、2Mを全速で回った中岡が2番手を確保。齊藤優は2Mでややバランスを崩したが、何とか3着をキープした。松竹大輔も1Mはまくり差しを狙ったが、上位争いに顔を出すことはできず4着。林は終始後方を追走していて、最後は関根彰人を振り切って5着を守るのが精一杯だった。

優勝した山崎は昨年12月の下関以来、通算28回目の優勝。当地では2回目。そして昨年11月の開催前に中間整備が入り大化けした47号機は、これで3優出3V。優出すればすべて優勝という実績を作り、いまやエース機のひとつと言っても過言ではなくなってきた。当地では今月末から記念が開催されるだけに、そこでも大注目のエンジンであることは間違いない。