山崎哲司が前検で好感触！

前検日は強風で水面コンディションが悪かった。よって安定板を装着してのスタート練習になった。そんな中だったのもあって、ほとんどの選手が感触をつかめずに終わった。ドリーム組でも桐本康臣や中岡正彦が「よく分からない」とコメント。松尾昂明も「この水面では伸びがどうとかは分からない」と言っていたが、渡邉和将からは「松尾さんが良さそうだった」という情報が。確かに松尾のエンジンは今節登場している中ではいいもの。風が収まってくれば、パワーを発揮してきそう。そのドリーム1枠に指名されたのは林美憲。しかし2連対率19％のエンジンで、F持ちと条件は良くない。本人も「ひとりで乗った感じだと体感が悪かった」と笑顔はなく、厳しい戦いになりそう。注目のエース機を得たのは伏兵の多羅尾達之。「ペラの形が好みじゃない」と不満そうだったが、「すごくいいエンジンだと言っているし、1回これで行ってみる」と。我慢して乗りこなせば必ず噴くエンジン、本番での威力に注視したい。山崎哲司も好モーターを引いた。「音がいいし、行き足もいい」と前検の段階では唯一といっていい好談話。初日は11R1枠で登場。速攻一気の決着に期待ができる。