市橋卓士が渾身の逆転V！！

最終日は1Rこそ地元の鈴木秀茉が逃げ切り勝ちも、その後は1号艇が5連敗。万舟券も2本飛び出したが、後半戦に入ると1号艇がしっかり人気に応えた。

そんな流れで迎えた優勝戦。47号機の市橋卓士に対し、伸び特化の仕上がりを狙う6号艇の下出卓矢に感化された4号艇の石田章央はチルトマイナスから0度に、5号艇の佐藤翼はチルトマイナスから0.5度にハネ上げてきた。そして下出はチルト2から2.5に変更。注目の展示タイムは下出が6秒54、市橋は6秒63。

スリットでは下出がコンマ09のトップスタートから次々と内艇を飲み込みバック線は先頭に躍り出たが、イン立て直した市橋が猛追。2Mのターンが甘くなった下出の懐に、市橋が巧旋回を決めて逆転に成功。下出が2着キープ、3着は今村豊が石田を道中振り切った。2連単1-6は1100円、3連単1-6-2は2440円。

市橋はこれで今年7回目の優勝となった。