ドリーム戦を制した中山雄太が初日連勝！

気温10度を下回る寒空の下でシリーズが開幕。1Rでは地元のフレッシュルーキー鈴木秀茉が豪快にまくって白星をゲット。幸先のいいスタートに笑顔を見せた。

ドリーム班の機力2強は明暗が分かれた。好パワーの59号機を相棒にする下出卓矢は初戦でスリットから伸びたが、まくり切るまではいかず3着。レース後は「自分は2艇身勝たないと…1艇身ぐらいじゃダメ」と、更なる伸び良化を目指す。

対して6Rに登場した市橋卓士は、千葉真弥にデビュー初Vをプレゼントした47号機を手に、イン松井洪弥を2コースまくりで沈めた。「出てますね。レースに行って良かったです」とニッコリ。松井は「市橋さんとの調整力の差が出ました」とお手上げだった。

女子では喜多須杏奈が格上の佐藤翼を相手に逃げを決めるなど、初日1、2着の活躍。「回った後がいいし、直線も普通よりいいと思います」と好仕上がりをアピールしており、2日目以降も注目したい。

ドリーム戦は市橋がピット離れで飛び出し、123カド645の並び。市橋がコンマ11のスタートを決めてまくりを敢行、空いた懐に中山雄太がまくり差しで飛び込んだ。中山は初日を連勝。舟足については「行きたいとこに行けるし、直線も市橋さんに付いて行ける。こんなゆっくりしていることはない」と上々の手応えの様だ。

惜しくも2着となった市橋だが、「スリット直前で放ったんですけどね。やっぱりいいです」と機力には満足。一方、下出は「飛び抜けて出ることはないかも」と2連率トップエンジンに不満を残した。