森定晃史が執念の猛追で当地初V！！

「越前がに解禁！！ カニ坊競走」は最終日を迎えた。決まり手は逃げが3本、差しが6本、まくりが1本、まくり差しが1本、抜きが1本。万舟券は3本で、6Rでは5万円台の高配当も飛び出した。

午前中から吹いていた強めの風は時間を追うごとに弱まり、優勝戦を迎える頃には絶好の静水面に。展示ではピット離れで飛び出した6号艇・長岡良也が3コースに入り、1263カド45の並び。しかし本番では長岡の前付けに平野和明と尾嶋一広が抵抗。進入は枠なりの3対3に落ち着いた。

コンマ08の好スタートからイン森定晃史が1マークを先マイするもターンが流れ、カド尾嶋のまくり差しが決まった。BSでは尾嶋と森定が並走状態になり、2M先取りした尾嶋がわずかに先行。しかし内を差した森定が執念の追い上げを見せて、続く2周1マークで尾嶋を逆転。そこから一気に尾嶋を突き放してVゴールを飾った。2連単1-4は470円3番人気。3連単1-4-3は1210円5番人気。

森定は当地初、通算10回目の優勝となった。