
桐生
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「第41回デイリースポーツ杯」は29日、最終日。第12Rで優勝戦が行われ、3号艇の前本泰和がまくり差しで今年3度目、通算110度目の優勝を飾った。
抜けた存在が不在だった混戦シリーズを制したのは、確かなハンドルさばきだった。進入は枠なりの3対3。スリットではコンマ09のトップSを決めた佐藤翼が優勢。この佐藤がまくりに出るが、1号艇の牧宏次が先マイ。しかし牧のターンがやや流れたところを、きっちり前本がまくり差して先頭に立った。
前本の機力評価は「調整が合えば中堅上位。湿気にも左右されるし、エンジン自体にパワーがないんでしょう」と決して胸を張れるような仕上がりではなく、予選も9位通過だった。それでも準優でも3号艇から道中の競り合いを制して1着。そして優勝戦も機力を巧腕でカバーして、混戦シリーズを制した。2着には牧、3着には赤羽克也が入線。2連単3-1は900円(4番人気)、3連単3-1-6は9010円(31番人気)。
次節は「第52回日刊スポーツ杯・GⅢマスターズリーグ第6戦」が10月3日に開幕。地元の江口晃生をはじめ三角哲男、丸尾義孝、石川真二らベテラン勢が熟練の戦いを繰り広げる。
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