優勝戦の好枠は地元勢が独占！

準優11Rは栗城匠がまくり差しを敢行したが、馬場剛がこらえて逃走。栗城は2着、そして3着には荒井翔伍が入線した。準優12Rは丸野一樹が佐藤隆太郎のツケマイを制してインから先行。佐藤隆が追走する形になったが、2周2Mで丸野がまさかの転覆。佐藤隆、小池哲也、山田祐也が優出を決めた。

優勝戦には地元勢が4人乗ったが、荒井以外の3人は当地初優出。その初優出組3人が好枠を独占した。地元以外の2人はオレンジプレートの38号機とタッグを組む小池と実績上位の山田。

イン馬場は「伸びいい人にはやられるが、他の足は負けないです」と。何といっても今節は8走中6走が0台スタートという凄まじさだ。佐藤隆は「地元が4人ですが、自分が優勝したいです」ときっぱり。

栗城は「チルト0でも普通より伸びる。回り足はそっちの方がいいと思うので0度で合わせたい」と。小池は「出足、回り足を活かすレースがしたい。師匠の湯川浩司さんにいい報告をしたいです」と意気込んだ。

山田は「乗り心地だけがこない。でも手前の向きを直すことができればチャンスあると思います」と、最後にもうひと整備。一番リラックスしていたのは荒井で「栗城ミサイルに行ってもらって…。(当地同タイトル)連覇はかかっているけど、宝クジくらいの確率です」と。それでも「曲がれるようになったので、3等くらいは取りたい」と意欲ものぞかせた。