ボートレース琵琶湖

琵琶湖

展開を突いた山本寛久が今年初優勝!!

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「第7回 近江牛カップ」の優勝戦は、準優で唯一の逃げを決めた興津藍が絶好枠。2枠に川崎智幸、3枠に山本寛久と岡山勢が並び、4枠には強力エンジンの繁野谷圭介。5枠にはF2ながら優出を決めた新鋭の吉田裕平、そして6枠はB2級ながら地力はA1級の金子龍介が顔を並べた。

金子の動きが注目を集めたが、進入はS展示と同様にすんなりの枠なり3対3で落ち着いた。スリットでは全艇が10台のスタートを決めて、コンマ10のトップスタートを決めた川崎が1マーク果敢に握って出る。これにイン興津が応戦し、両者が大きく外へ流れた。開いた懐に差しを入れたのは山本で、これが見事に決まった。吉田が追走1番手。吉田にまくられながらも繁野谷が3番手に踏ん張り、ここで早くも上位態勢が固まった。3連単3-5-4は25430円(58番人気)の波乱決着。

上半期は今ひとつ調子が上がらなかった山本は、これが今年初優勝。当地も初制覇となった。優出インタビューでの表情は硬かったが、表彰式では笑顔を見せるなど穏やかな表情だった。