中谷朋子が優勝戦1枠をゲット！

5日目は準優勝戦が争われた。比較的堅い内容のレース結果となり、1号艇トリオは逃げて、優勝戦1枠は予選トップの中谷朋子が勝ち取った。

準優10Rの進入は123カド456。スタートは全艇コンマ0台の踏み込み。僅かにイン大瀧明日香が後手に映ったが、大瀧は3コースから握ってきた今井裕梨を軽く牽制して逃げ切り成功。差した津田裕絵と2番差しの日高逸子による2着争いは、2M先マイした日高に軍配が挙がった。

準優11Rの進入は五反田忍がP離れで後手を踏み123カド546。五反田がSで挽回しようとコンマ10のSを踏み込んだが、抜け出せず。インから行き足にもたっぷり余裕を感じさせる動きで平山智加が逃走成功。差した平田さやかが2着。3着は五反田と鎌倉涼の師弟バトルとなり、鎌倉が道中競り勝った。

準優12Rの進入は123カド456。スタートはインの中谷がコンマ13ときっちり踏み込んだ。1Mは中谷に対し、3コースから新田芳美が握ったが、ここを止めて中谷は逃げに成功。新田は2M全速で堀之内紀代子をかわして2着に入線した。

優勝戦1枠の中谷は今年のイン成績は2連対率で9割超え。パワーも安定していて、逃走確率はまずまずというところ。ただやはり怖いのは平山。3日目のセット交換から足は激変。「ここ何回か優勝しているけど、こんなに伸びて行く感じはなかった。足は100点をつけられます」と、機力には太鼓判を押した。中谷にプレッシャーをかけて、角度良く差せれば逆転はある。大瀧は機力は良くて中堅上位級。センターから内二人のミス待ちだ。平田は回り足がいい。ダッシュ分のぞいてまくり差したい。ストレート系の良さなら新田もかなり。出し抜く仕掛けがあるタイプなのでカマシが穴に。日高は最内差して連下が一杯の印象。