若松
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見事な立ち回りで篠崎仁志がV!!
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「日刊スポーツ杯お盆特選競走」は篠崎仁志が見事な立ち回りで優勝をもぎ取った。
進入は4号艇の中田達也がピット離れで飛び出し、枠より一つ内を取ると、さらに3カドに引いた。並びは12カド4356。スタートで見せたのは5号艇の大山千広。コンマ05まで踏み込んだ。しかし、スリット後の動きが光ったのは篠崎と中田。1マークでは逃げる池永太に対して、中田がまくる。これを張るようにして旋回した池永がやや流れ、そこへ篠崎と平田忠則の差しが入る。バックでは池永が辛うじて逃げたが、僅差で篠崎と平田が追う展開。迎えた2マーク、池永の内から攻める篠崎と平田だったが、篠崎がバランスを崩しかけ、外へ持ち出すと、池永が先マイ態勢に入った。本来ならここで勝負ありだが、態勢を立ち直した篠崎が鋭いハンドルで池永の懐をえぐり、追いついて並んだ。そして2周1マークで池永を突き放し、篠崎が優勝。ボートの常識では考えられないような2マークの立ち回りが明暗を分けた。
優勝した篠崎は、芦屋のゴールデンウィークに続く今年4度目のV。福岡の正月戦も勝っているので、地元戦はこれで3連覇となった。