
尼崎
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「日本財団会長杯争奪第47回オール兵庫王座決定戦」最終日。予報通り強風で1Rから安定板装着、6Rからは2周レースとなった。選抜戦10Rは藤岡俊介が抜きで、11Rは吉田俊彦が逃げて白星締め。優出は逃した二人だが、最後は実力上位の意地を見せつけた。
注目の優勝戦。進入は4号艇の魚谷智之がスロー選択で1234/56の4対2。スリットでは5コースカドの稲田浩二がコンマ02と頭一つ抜けるスタートでスロー勢を飲み込みにかかる。ただ強めの追い風が影響し全速ターンが大きく流れる。その隙を見逃さなかったのが大外の金子龍介。鮮やかなまくり差しで突き抜け成功。魚谷も同じくまくり差しで続いて2着に。差し粘った山本隆幸が3着に粘り込んで、3連単6-4-2は73790円のビック配当。
優勝した金子は通算56度目、今年初、尼崎通算では9度目のV。今節は3連対を外したのは1度だけ。安定感たっぷりで、激戦のオール兵庫を制した。F3で長期離脱した時期もあったが、今や完全復活モード。今後は再び大きな舞台での活躍を期待したい。
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