常滑
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GI初Vの思い出の水面で瓜生正義がSG制覇!
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瓜生正義は当地がGI初優勝を決めた水面。あれから21年が経ち、思い出の地でSG10回目の優勝を掴んだ。「あの時のことはもちろん覚えています。常滑はいいですね。お客さんも最高だし…」と、表彰式に大勢残ってくれたファンの前で満面の笑みを見せた。
「4月に来た時も乗りやすいレース場だと思った。ピット離れだけ気を遣うけど、他は心配しなくていい」と、当地は相性がよく、瓜生の乗り方にも合ったようだ。
今節は相棒も最高だった。引いた57号機は実戦足抜群のトップ級評価のエンジン。前検から快速に映った。「前検、ドリームメンバー相手には出ていってた。多分、ドリームメンバーが出てなかったのかな。初日に足合わせしたら一緒ぐらいの人もいましたから…。それでペラを叩いたのが良かった。ペラを叩いてからはバランスが取れていた」と、序盤からレースに集中できる仕上がりになっていた。
予選トップ通過から準優1着、優勝戦も1枠。王道スタイルでの優勝。「ホッとしてます。展示タイムが出てなかったのは、池田(浩二)選手には走る位置が悪いと言われた。別に変な感じはなかったですよ。80と66の差はなかったですよ」と。Sに関しては、「(2年半前のグランプリを勝ってから)Fを多発したし、今でもSは自信がない。まだまだ修行が足りないと日々感じてました。ただ、今節はそのSがしやすかった」と。
これで賞金ランクも13位から3位へジャンプアップ。「稼いでグランプリを迎えた方がいいですからね。これからも気を引き締めていきます」と今年の後半戦の活躍にも期待したい。