当地好相性の大峯豊が良機をゲット！

「BOAT Boy CUP」が21日から5日間の準優制で開催される。今節は59号機をはじめ好調が多数登場。その59号機は大阪の井上尚悟が引き当てた。「起こしがいいし、浜名湖にしてはスタートが届いていました」と出足、行き足の良さを実感。2節前の岸本隆も同様に回答しており、伸びよりもスリット近辺の足が最大の武器といえる。「レース足も良さそうな感じでしたし、いいエンジンだと思う」と好感触。機力を発揮すれば、今節の台風の目になること間違いなしだ。

前節の優出機は6基すべて登場するが、低調機シリーズだっただけに今回は機力評価を改めて見直す必要がある。佐々木康幸がイン逃げで優勝した53号機は、その佐々木でさえ「優勝戦で1号艇に乗るような足でない」と劣勢を感じていたが、今回の吉川喜継も「優勝エンジンで期待していたんですけどね…。波に負けてる感じでしたからね」と不満を口にする。「外周りとペラで自分のスタイルにしたい」。当地巧者の1人として、機力をしっかりと引き出したいところだ。

当地をドル箱としている大峯豊は早くも今年3度目の登場。65号機は中間整備で伸びを中心に上り調子だ。「特訓の比較はよく分からなかったけど、雰囲気は悪くなさそうでした」と及第点。ドリーム戦は6号艇だが、機力とハンドルで見せ場を作ってみせるか。