多摩川
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優勝戦の人気は1号艇の谷野錬志から、2号艇の地元・齊藤仁が集めた。進入は枠なり3対3。スタートはセンター、アウトから絞れるほどの勢いのある艇もなく、1Mは谷野が先マイ。ここへ大胆に握り込み全速チャージをかけたのは女子の向井美鈴。このツケマイは鮮やかで、あと一歩で谷野をも飲み込む勢いはあったが、ターン後期でモノを言ったのはエース65号機のパワー。向井を辛うじて受け止め、谷野を逃げ切りVへ導いた。2着は惜敗の向井。3着は差し込んだ後藤翔之が、猛追する本多宏和を振り切った。
谷野はこれが今年初優勝、多摩川でも初V。65号機は前操の濱崎誠から、1号艇逃走の連続優勝となった。
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