石川真二と佐竹友樹が無傷の3連勝！

3日目は2日目とは打って変わって、かなりの良水面に。「波は全く乗れません」と言っていた選手たちには追い風となった。

石川真二と佐竹友樹は共に3連勝をマーク。佐竹は3走とも外枠での1着で、予選ラストの4日目は1枠と2枠。しかし「2コースは苦手なんですよ。2コースなら6コースの方がまだいい」と不安いっぱいのコメント。それでも手にしているのは超抜61号機。普通に回れば大敗は考えにくい。

石川は「ピット離れは関係ないレース場だけど、いつもどおりのピット出仕様。回った感じは良くなって、行きたいところに行ける。でもスタートは放ったし、行き足、伸びははっきりしない」と。この両者が戦線を引っ張っているが、機力では佐竹がリードしている。

川崎智幸は「前回みたいにリングを4本換えたり、チルト1.5度にするほど悪くはないけど、特長はないね」と言いながらも、地力を発揮して得点率は3位につけた。

4位は64号機の山崎昂介。8Rでは石川がまくり差しで抜け出し、2M回ったところで吉田隆義以外の4人が横一線に。山崎は決して有利な位置ではなかったが、大時計の前あたりからケタ違いの伸びで他3艇を置き去りにした。山崎自身も、他の選手からも「64号機は凄い」という声ばかり。優勝戦に乗ってほしいパワーだ。

良化したのは8位タイの新田智彰と、11位の平野和明。優出争いには関係ないが、13号機の山田和佐は「エンジン凄くいい。スタートして伸びるし、展開突ける足もある。上位です。全部いい」と上位級宣言も飛び出した。

なお飯山晃三は負傷のため、金田大輔は家事都合のため、途中帰郷になった。