常滑
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上條暢嵩が王道のイン逃げV!!
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シリーズリーダー・上條暢嵩が最後も王道の逃げでV。圧倒的なパワー差を見せつけた優勝戦だった。1マークは楽な隊形から先マイに出た上條だが、ターンマークを外し、差されてもおかしくないターンだった。「出足が良かったです。1マークは入られたと思ったけど、直線に入った時には逃げられたと思いました」と。松尾充の渾身のまくり差しにあわやのシーンだったが、そこからの足の差は誰の目にも明白だった。「今節は他の主力が悪いエンジンを引き、足のアドバンテージがあった」と、優勝戦も機力を信じてただ逃げるのみのレースだったか。
これで当地では2回目の優勝。「常滑は乗りやすいから好き。またここで優勝をしたい」と水面相性は絶好。こうなると7月に開催されるオーシャンカップに出場してきたら大注目の存在になる。「今年の目標はSGに出ること。それとGIで活躍すること。このあとGIが2節入ってるので、そこで結果が出ればオーシャンカップも出られる。あとは児島のダービーもチャンスあると思う」と。SG出場どころか、SG定着まで見据え、今後の活躍が非常に楽しみになってきた。