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全国から当地巧者が集結した「びわこ巧者集結! 第41回びわこ王座決定戦」の最終日。優勝戦の開始寸前に雷雨とともに突風が吹き荒れ、レース開始を見合わせる事態となったが、その後は風速も追い風5メートルほどまで弱まって、無事に優勝戦が行われた。
予選を1位で通過した吉田拡郎が準優戦で敗れ、絶好枠を手にしたのは竹井貴史。2号艇は吉田を破った岡部貴司、3号艇は荒波巧者としても知られる山下和彦で、以下は渡辺浩司、平野和明、伏田裕隆が外艇に続いた。
進入は枠なりの3対3。1~4号艇が0台のスリット合戦となり、イン竹井がコンマ03、岡部がコンマ02のスタート。スリットから伸びた竹井が1マーク先制。荒波巧者の山下がまくって竹井に舳先をかけたが、2Mも先に回った竹井がリードを広げて首位を確定付けた。山下は引き波に乗って思うように出て行かず、惜しくも2着。BSで3番手につけていた渡辺は2Mで艇が浮いて後退し、内をついた平野と伏田が逆転。続く2周1M、内を差した伏田が平野に競り勝って3着に入った。3連単は1-3-6で4030円(12番人気)。
竹井は通算3度目の優勝で、今節で3連続優出となった当地では初V。エース格のエンジンを引き当てた今節は序盤から圧倒的パワーを誇り、まさに3度目の正直といえる優勝となった。
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