浜名湖
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菊地孝平が地元で地区選初制覇!!
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5日目に比べると気温は下がり、やや北風が冷たく感じた最終日。それでも優勝戦メンバーは6人とも慌てて作業をするような様子もなく、全員がゆっくりと過ごしていたのが印象的だった。特に安達裕樹は、8R発売中まで試運転に出ることはなく、一番のんびりしていた。
絶好枠の菊地孝平は、ほとんどのペラゲージを擦ることに専念。10R発売中に行われたスタート特訓を終えると笑顔でピットに戻ってきて、状態の良さが感じ取れた。それは坪井康晴や谷野錬志も一緒。それぞれがいい仕上がりで頂上決戦を迎えた。
優勝戦の本番ではコースの入れ替わりがあったものの、菊地は動じることなくインからトップスタート。坪井の差しが一瞬入りかけただけに完勝ではなかったが、菊地らしい冷静な立ち回りで地区選初制覇を果たした。優勝は17年7月以来、記念だと17年2月の浜名湖周年以来。坪井は一歩及ばず2着。松尾拓は1M、2Mとも握って回り3着を確保した。伸び型で上位級のエンジンだった横澤剛治は、見せ場を作れず5着に敗れた。