地元のベテラン・三品隆浩が初日連勝発進！

エース機・64号機の藤井定美が初戦6コースとはいえ6着。ペラを叩かずに行ったのが失敗で「重くて乗りづらかった」と。しかし後半はペラを微調整して気配が一変。3コースから鮮やかなまくり差しを決めて1着。前半レースの借りを返した。

地元のベテラン・三品隆浩が逃げとまくりで初日連勝発進。「朝、特訓に出たら全然ダメ。慌ててリングを換えてマシになった。でも、まだ勝率の足は引き出せていないよ。本体はやったからペラで何とかします」と。4日制だけに初日の連勝は非常に大きい。

初日メインの江戸川選抜は松崎祐太郎が4コースからのまくり差しで1着。それでも「出足が全くなくてこの程度の伸びでは…」と、エンジンには納得できず。ペラを大幅に叩くかもしれない。馬場貴也は道中追い上げて3着。「1Mは松崎選手が締めてきて、山田(康二)選手の舟が浮くのが見えた。それで怯んでしまって…。でも、追い上げが利いたし出足はそれなりにいいと思う。3周2Mで山田選手をまくったのはたまたま。イチかバチかで握ったら、しっかり掛かってくれただけです」と。基本は出足、乗り心地重視の調整で行って、気温が下がれば伸び型も考えてみる予定のようだ。鶴本崇文は新ペラを叩いたが「何もいいところがない」と。

もう1人、幸田智裕も「ペラを見たらヒビが入っていた」で新ペラに。こちらは61号機。初戦で香川友尚と2人でFを切ってしまったが「バランスが取れていいです」とF後でも軽視できない存在だ。