ボートレース桐生

桐生

地元ベテラン・藤生雄人が約6年ぶりのV!!

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「第21回東京スポーツ杯・ヘビー級王決定戦」は9日が最終日。第12Rで優勝戦が行われ、地元ベテラン・藤生雄人がイン逃げを決めて快勝。2012年2月以来のV、地元・桐生では03年以来の優勝を飾った。

冬の当地らしく冷たい追い風が吹く中、行われた優勝戦。進入は123カド456の枠なり3対3。2号艇の桐本康臣がトップSでスリットはやや優勢だった。ただ藤生も好Sから伸び返してしっかりと先マイ。「落ち着いて回ることができた」と冷静沈着に運んで久々のVゴールを駆け抜けた。

相棒の70号機は9月にもタッグを組んでいた。ただ感触は良くなかったため、エンジン抽選で再び引いた時は「今節はダメだなと思った」という。しかし、2節前に地元同期の本橋克洋が懸命な整備で立て直していた。「本橋の整備のおかげで良くなっていた」と手応えを掴んだ。予選は2位通過。ただ予選トップ通過の田添康介が、準優が行われた4日目の前半レースでF。田添も同じ72期。「整備してくれた本橋、予選トップでFの田添。この優勝は同期2人のおかげ」と冗談交じりに勝因を語った。

表彰式で特製チャンピオンベルト「HWGP(ヘビー・ウエート・グランプリ)ベルト」を巻くと「優勝の感覚を忘れてました。こんなに優勝って気持ちいいのに6年も7年も何をやっていたんでしょうね。もっと真剣にやらないとダメですね」と自嘲気味に笑った。