
丸亀
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最終日は昼過ぎから予報外の雨。優勝戦前にはやんでいたが、スタート展示では強い追い風が吹いていた。
スタ展の進入は枠なりの3対3。全艇がゼロ台の正規スタートと、高いレベルでそろっていた。変化があったのはチルトくらい。4号艇の中越博紀が「伸びを求める」とマイナスから0へ。6号艇の向井田佑紀がマイナスからプラス05に上げた。
本番では、トップスタートを決めたのは、今節キレッキレのスタートを連発して大きく名を上げた板橋侑我だった。コンマ05の鋭い仕掛けで、コンマ11のスタートだったインの前本泰和にプレッシャーをかける。しかし、前本も伸び返して1マークを先マイ。板橋はまくり差しに切り替えた。ただ、強い追い風の影響か両者ともにやや流れ気味。そこに2コースの浦上拓也の差しが入った。さらに内から中越も伸びてくる。1周2マークを先取りした中越が、前本の差し返しを阻んで単独の先頭に立ち、押し切った。2着は前本、3着はゴール前で吉島祥之が板橋を逆転した。
中越は地元4回目のVで、今年は3回目のVとなった。
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