琵琶湖
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節イチパワーの内堀学がカドまくりでV!!
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30歳台の選手が覇を競う「AGE30選抜 中日スポーツ杯」の優勝戦が秋晴れの下で行われ、手に汗握る熱戦となった。
風がピタリと止み、ほとんど波もない鏡のような静水面でファンファーレが鳴り響く。1号艇の久田敏之以下、各自がそれぞれ枠番を主張。3対3の枠なり進入でレースが開始された。
スリットで飛び出したのがカド4コースの内堀学。ただ1人、0台のスタートを決めて一気に出て行く。イン久田もこれには抵抗できず、内堀の豪快なまくりが決まった。内堀マークの福来剛がまくり差しで追走。内で粘った久田、吉田宗弘、村田敦で3着争いとなったが、2周1Mで強引にブイ際を狙った久田に弾かれ、吉田がバランスを崩して転覆。それに乗り上げた村田も転覆し、久田は妨害失格となって3艇が戦線離脱するアクシデントが発生。最後方を走っていた和合俊介が繰り上がる格好で3着に入り、結果的に外3艇での決着となった。3連単4-5-6は12,980円(31番人気)。
勝った内堀はおよそ3年10ヶ月ぶりの優勝で、当地では2度目のV。来年1月からは初のA1級昇格も決めており、表彰式では「気持ちを引き締めて頑張ります」と来年の豊富を語った。
ちなみに、2着に入線した福来と内堀は師弟関係。最後の師弟対決は節イチパワーのエンジンを相棒にした弟子に軍配が上がったが、師弟コンビによるワンツーフィニッシュでシリーズの幕を閉じた。