ボートレース浜名湖

浜名湖

A1勝負の本多宏和と岡本猛が気迫あふれる走りで連勝

{{ good_count }}

この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。

「かんざんじ温泉観光協会会長杯」は5日目が終了。この日は級別審査最終日で、A1勝負の本多宏和岡本猛が気迫あふれる走りで連勝。ここ一番での勝負強さを発揮して、準優も突破し、レース後の表情は晴れやかだった。

本多は4日目に「足は普通なので回転を上げる方向で調整する」とレース後はペラ小屋にこもっていた。その成果はてき面で、3号艇だった準優10Rはピット離れで飛び出し2コースを奪うと、1Mではインの烏野賢太をあっさりと差し切り、バックで早くも独走態勢に持ち込んだ。「ペラでやってない部分を叩いたら、行き足に出足と全部が良くなった。これなら優勝戦でも上位です」と胸を張る。

岡本は「本多が(A1勝負駆けを)決めたから続こうと思った」と、11Rは4カドからフルダッシュで石田章央松下一也ら地元の快速艇を一気に飲み込んだ。「良かった。A1勝負で燃え尽きそうだったけど、(優出決めて)明日もやる気が出たよ」と最終日も積極果敢に攻める。

岡本の気迫に圧倒された形の石田と松下は、悔しさが表情にはっきり出ていた。石田は2着で優出を果たし、「準優が一番良かった」と機力の仕上がりには納得している。「手前が良くなったし、バックの伸びもいい。試運転では矢後(剛)選手よりも良かったです」とバランスを取った。優勝戦は4号艇。「どこのコースに入っても面白い仕上がりにできる」と高勝率機のアドバンテージを生かして更なるパワーアップを目指す。完調ならば2度目の地元Vのチャンスは十分だ。

準優1号艇で唯一逃げ切ったのは西島義則。自慢の行き足を武器に4日目からイン逃げで3勝と持ち味を発揮している。「行き足にピット離れもいい。準優でかかりも良かったし、ペラはこれで行ける」とレース後に繰り返した調整も絞れた。「伸びはいい人がいるし、風(の向きや強さ)が変わるからスタートが難しい。まくられないスタートを行きたい」と、時計との呼吸を合わせて逃走Vを狙う。

前日とのランク変動を表しています。
...2ランク以上UP
...1ランクUP
...変化なし
...1ランクダウン
...2ランク以上ダウン
エンジンパワーランキング
6超抜級 石田 章央
5上位級 西島 義則 桐本 康臣
4中堅上位級 吉田 稔 大川 茂実 烏野 賢太 矢後 剛 荒井 輝年 岡本 猛 大澤 普司 岸本 隆 小澤 和也 丹下 健 松下 一也 宮下 元胤 永田 郁弥 本多 宏和
3中堅級 平岡 重典 宮内 由紀英 滝沢 芳行 中谷 有希 塚崎 勝 白水 勝也 富永 正人 中渡 修作 鈴木 孝之 松田 憲幸 古川 誠之 伊藤 将吉 別府 正幸 野末 智一 川口 貴久 前川 守嗣 齊藤 優 新出 浩司 三宅 健太 平田 健之佑 野間 大樹 石岡 将太 小林 孝弘 金子 萌 栗原 直也 櫻井 優
2下位級 伊達 正利 和田 敏彦
1ワースト 中村 稔宏 前田 健太郎 夏山 亮平