松下一也、金子萌、石田章央が好レースを披露！

「かんざんじ温泉観光協会会長杯」は2日目を終了。終日晴天の下で風も穏やか、絶好の水面コンディションで行われた。しかし気温が20度を下回って回転が上がる条件となり、低勝率機シリーズらしく、好調機と凡機との差がより顕著に出ていた。

初日からパワフルな動きを見せていた小澤和也は5Rで古川誠之とともにフライングを切ってしまい、残念ながら優勝戦線から離脱。それでも「変わらず出てます」と機力には胸を張る。「外から展開を突けるように」とレースに対する意欲を失わず、3日目以降は舟券に貢献するか。

地元勢の仕上がりがいい。中でも松下一也、金子萌、石田章央が好レースを披露。松下は「自然と伸び型になっていた」と8Rはカドまくりで持ち味を発揮。「その伸びは今節の中でも上の方でしょう」と自信を持つ。2日目連勝を決めた金子は「1Mも2Mも舟が返ってきたし、出足は変わらずいいです」と機力も好調。「初日はギヤケースを調整しましたが、試したい調整があるので、これからやってみます」と貪欲にパワーアップを目指す。石田は高勝率機のアドバンテージもあり、「エンジンがいいし、調整が合ってきた」とリラックスムード。「もう少しつながりが良くなれば、と思うけど、今の状態でもいいですよ」と、完調まであと一歩のところにきている。