好調機を得た石岡将太が手応えに笑顔！

27日から「かんざんじ温泉観光協会 会長杯」が6日間の日程で行われる。今節は低勝率機シリーズの上に、期末で勝率勝負がかかっている選手がいて混戦が予想される。

エンジンでアドバンテージがあるのは好調機を得た石岡将太と和田敏彦、前節優出機の小澤和也、荒井輝年だ。石岡は「伸びが良かったし、(前検で)こんなにいい感触は久々です」と終始、笑顔。追配参戦ながら台風の目となりそうな予感だ。一方で和田は「普通だった」と言うものの、至って冷静。というのも「機歴簿を見てみたら、乗り手のほとんどがA級」だっただからだ。「数字は過信しないようにする。ただ、ターン回りは良さそうでしたし、いい所を引き出せれば」と慌てるそぶりはない。

小澤は「優勝エンジンだけど、出るって感じはなかった」と言うが、「回転は上がっていたし、悪くはない。このまま行ってみたいです」と深川真二の調整を信じてレースに挑む。荒井は開口一番「普通ですね」と不満げ。「田頭(実)さんはスタート力があるし…。自分の形にペラを叩きたいです」とモデルチェンジを示唆する。

互いの思案は様々だが、機力でシリーズをけん引する存在となるだけに、初戦から注目したい。