福岡
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石野貴之がイン完封劇で今年2回目のV!!
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5日間のミドルシリーズ「週刊実話杯」は最終日を迎え、12Rで優勝戦が行われた。7Rまで逃げが全く決まらず、5万円台の高配当が2本出るなど、荒れた展開となったが、潮位が下がった8R以降は逆にインの強さが目立った。
迎えた優勝戦は展示、本番ともに5号艇の鳥飼眞が2コースまで動き、進入は152カド346の隊形。F持ちでSを課題に挙げていた1号艇の石野貴之だったが、コンマ12のトップSを決めてみせた。この時点で勝負あり。鳥飼の2コースまくりをガッチリとブロックし、バックでは悠々と独走態勢に持ち込んだ。3コースから差した杉山貴博が2着。3番手は鳥飼と松田竜馬による地元勢の争いになったが、先行した鳥飼が最後までリードを守り切った。
勝った石野は5月住之江以来、今年2回目の優勝。福岡での優勝は昨年5月のSGオールスター以来、通算3回目となった。近況はエンジン出しに苦しむことも多く、今年の賞金争いでもやや出遅れているが、この優勝を反攻のシグナルとできるか。今後の走りに注目したい。