ドリームメンバーの三嶌誠司が前検好感触！

24日から「三遠ネオフェニックス杯」が6日間の日程で行われる。前節は低勝率機シリーズで機力と格のバランスが崩れて荒れに荒れまくっていたが、今節は好エンジンが出揃った。ボートも軒並み2連対率がいいだけに、実力伯仲の戦いとなりそうだ。

前検日は台風20号の接近もあって、スタート練習の時間帯は風雨が急激に強まった。そのスタート練習はドリーム組による1班のみ行われ、2班以降は急遽中止。タイム測定は全選手が行ったが、大雨で視界不良となった上に大波に揺られて「分からない」との声が続出した。エンジンパワーについては、初日に改めて精査したい。

ただ、ドリーム戦士の三嶌誠司から「違和感はあるんだけど、このままレースに行ってもいいレベルだった。久々にいいエンジンを引けたし、楽しみです」と景気のいい談話が聞かれた。初日は1、4号艇と持ち味を発揮できる位置。その1号艇はシードのランチタイム戦で不動の主役になる。4号艇は12Rのドリーム戦。ドリーム組の中では唯一の好感触といえるだけに、連勝発進に期待できそうだ。

長谷川充は「ずっとトップギアで走ってるみたいに、重くて仕方なかった。こりゃ悪いエンジンを引いてしまったと、あわてて機歴簿を見に行った」とペラ小屋にこもって入念に調整。そして「そんな悪いエンジンじゃなかったね。ぼくはいつも前検日はもらったままで乗ってから判断するので、原因はペラにあったと点検して分かった。これで一安心」と、調整に目処を付ける事が出来てホッとしていた。当地は常に堅実な走りで毎回舟券に多く貢献しているだけに、今回も活躍が期待できそうだ。